菓子店舗詳細

店舗情報

御菓子司 松寿堂

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 山梨県内有数のベッドタウン甲斐市竜王地区で昭和24年の創業以来、地域に密着したお菓子づくりで定評のお店。特に地元の名産品・八幡芋を使ったユニークな商品は人気で、全国菓子大博覧会で有功金賞を受賞した「やはた芋まんじゅう」を筆頭に、平成12年にオープンした総合公園・ドラゴンパークにちなんで作られた「ドラゴン焼」(1個80円~)、ほんのりと粘り気のある食感が特徴の「やはた芋カステラ」(1個120円~)など、まさにここにしかないオンリーワンのお菓子を提案し続けています。
業種
和菓子
店舗名
御菓子司 松寿堂(おかしつかさ しょうじゅどう)
所在地
〒400-0117山梨県甲斐市西八幡4353-3
電話番号
055-276-2628
ファックス番号
055-276-2628
販売責任者
内田 長久

商品情報(1)

こだわりの逸品

やはた芋まんじゅう

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 八幡芋を使った薯蕷饅頭です。粒子の細かい米粉の生地に八幡芋をすり入れた弾力性のある皮で、手亡豆と新鮮卵を使った黄身餡を包んでいます。さらに見た目もさといものようにしたかったので、とろろと桂皮末を表面に使ってさといもの外観を模しています。
 八幡芋は平成19年に商標登録されまして、生産地域も限定されている食材です。価格も高いのですが栄養価も非常に高い芋で知られていまして、東京の一部料亭などでも使われているようです。当店では地元のJAなどを通じて年間150キロぐらいを仕入れているのですが、それだけでは足りないので自分でも栽培しています。(1個110円~)1個(本)あたりのお値段:110円(税込)

こだわりの技

 生地のまわりにさといもの毛のようなとろろがついているのが特徴なのですが、これは膜状になっているものを適当な大きさに切り、饅頭1つひとつに手で貼りつけていくので、けっこう手間がかかります。さらに桂皮末を土に見たて、それを全体にまぶすことで掘り起こしたばかりの芋っぽさを出しています。

商品開発ストーリー

P1130261 商品化したのは24・5年前です。この竜王地区には江戸時代中期に活躍した儒学者・山県大弐を祀った山縣神社があるのですが、その神社で第1回目の「大弐学問祭」を執り行うことになった際、なにか新しい商品を作ってほしいという要請を受けたのがきっかけです。
 形づくりや味づくりに関しましては地元関係者のアドバイスもあって、いろいろと試行錯誤を繰り返しました。たとえば最初はさといもを角煮にして饅頭のなかに入れてみたのですが、これだと饅頭を割った際にさといもが糸を引いてしまって印象も悪くなるので断念しました。また桂皮末のかわりにココアを試してみたのですが、表面がベタベタしてしまってこれもダメでした。さといもをすりおろして餡に入れるというアイディアもあったのですが、それだと餡にさといもが入っています、というだけでインパクトがない。であれば、見た目からさといものようにしようということで、このような形になった次第です。

オリジナルテーマ

お菓子に対する思い

 八幡芋は粘り気が強いのが特徴なのですが、お菓子の素材として使うのは難しい部分があります。そんな八幡芋を使ったお菓子は、ほかにはない商品だと自信を持ってお勧めできますので、ぜひ山梨にお越しの際はお立ち寄りいただければ幸いです。昔はこの地域にもお菓子屋さんが数軒あったのですが、時代の流れとともにいまでは当店だけになってしまいました。だからこそ地域の方たちに親しんでいただけるお店であり続けたいと思いますし、地元の方たちが誇りに思えるようなお菓子をこれからも作り続けていきたいと思います。

お客様からの声(評価)

 山梨県内の名物というのはたくさんありますが、この地域に根づいたものというと少ないことからお土産などで持っていかれる方が多いです。賞味期限は店頭売りのものだと3日間なのですが、お土産用としてもっと日持ちのするものはできないか、という要請があり、いまでは真空パック包装のものも販売しています。
 お土産でもらった方からの声でおかしかったことといえば、表面のとろろを芋の皮と勘違いして「皮がむきづらい」というご連絡をいただいたことがあります。
 あと印象的なエピソードとしましては、要介護状態でほとんど何も食べられなかったおばあさんが当店のドラゴン焼…これはカステラ生地と白餡に八幡芋を使ったお菓子なのですが…を、小さくちぎってあげたところ美味しそうに食べたとご家族の方から感謝されたことがあります。
 さらに八幡芋を使った当店のカステラを食べられた新潟の養鶏場の方から「大変素晴らしいカステラなので、ぜひうちの卵を使っていただけないか」とご連絡をいただいたこともあります。

安全性について

 自社工場での手作業ですので、やはり衛生面につきましては基本的なことをしっかり守るよう心がけています。また品質面でいえば、餡はいちばんいい豆のものを使うようにしています。