菓子店舗詳細

店舗情報

桃源の郷・菓子処 つるや

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 山梨県西部の旧白根町(現南アルプス市)で、大正時代から3代続くお菓子屋さん。旧白根町はサクランボが特に有名で、桃源郷と呼ばれる地域だったことからお店の名前に“桃源の郷”という冠をつけています。前の店舗で使っていたという大黒柱をはじめとした古き良きものと、地元の建築家の方が手がけたという瀟洒なデザインが巧みなまでに融合した居心地の良い店内には和・洋さまざまなお菓子が並べられ、訪れる人の目を楽しませてくれます。
業種
和洋菓子
店舗名
桃源の郷・菓子処 つるや(とうげんのさと かしどころ つるや)
所在地
〒400-0222山梨県南アルプス市飯野1992
電話番号
055-282-2424
ファックス番号
055-282-2424
販売責任者
名執 栄一

商品情報(1)

こだわりの逸品

コーヒーロール

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 北海道産の大納言が入ったコーヒー風味のロールケーキで、クリームはバタークリームを使っています。卵は長年付き合いのある地元の養鶏場から、鮮度のいいものを直接仕入れています。素材選びにつきましてはコーヒーロールに限らず、お客さまに自信を持って商品をお出しするためにも、とにかく自分が食べてみて美味しいかどうか、ということを基準に選んでいます。(1個120円・1本750円)1個(本)あたりのお値段:120円(税込)

こだわりの技

 手づくりのロールケーキなので、素材の味を生かすよう心がけています。気温や湿度によっても仕上がりが左右されますので、素材の配合や生地の焼き加減は常に微調整を行って品質にバラつきが出ないよう心がけています。特に卵の混ぜ方に関しましては、いわゆる別立てといって卵黄と卵白を別々にして作業しているのですが、食感の肝となる作業なのでその混ぜ具合には気を配っています。

商品開発ストーリー

 和洋折衷でなにか新しいお菓子を作れないかと考えていたときに浮かんだアイディアがこれでした。実はこの商品を開発する1・2年前に、あるコーヒーメーカーの方からコーヒーエキスを使ったお菓子づくりを提案されたことがあったので、それを思い出し試行錯誤しながら作りはじめました。
 バタークリームに関しましては、引き物やお土産でお使いいただきたいと考えたときに生クリームではどうしても温度管理が難しく、美味しいものを美味しいうちに食べていただくには限界がありますが、バタークリームであれば日持ちもするだろうという逆転の発想から生まれた商品です。

商品情報(2)

こだわりの逸品

まめころドーナツ

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 身延町名産の大粒大豆“曙大豆”をやわらかく煮て、生地のなかに練り込んだドーナツです。表面には大豆つながりで、自家焙煎したきな粉をまぶしています。この曙大豆はまさに身延の曙地区でしか育たない希少な大豆です。(1個90円)1個(本)あたりのお値段:90円(税込)

こだわりの技

 これも1つひとつ手づくりなのですが、田舎っぽい自然な感じを出すために、意図的に形はごつごつとしたものにしています。なかに入っている曙大豆はドーナツ生地の食感を邪魔しないよう、じっくり3時間ぐらいかけて煮込んでいます。

商品開発ストーリー

 地産地消の一環で地元の食材を使ったお菓子を給食センターに頼まれた際に、いろいろと食材を探していたところ、たまたま身延町の方から曙大豆を使ってお菓子を作ってみないかというお話があったことが発端です。
 その後、栄養士さんとも相談して曙大豆を使うことは決まったのですが、それをどんなお菓子にどのように使うかというのは未定でした。そんなある日、曙大豆を炊きながら傍らでリングドーナツを作っていたときに、曙大豆をドーナツに入れてみたらどうかというアイディアが浮かびまして、さっそく試してみたら美味しかったので、よし!これでいこう!!となりました。そうしてでき上がったドーナツを給食センターに納品したところ好評だったことから、商品化した次第です。

オリジナルテーマ

お菓子に対する思い

 振り返れば、この地で3代にわたり商売をさせていただいていますので、お客さまには先代や先々代のころの味を知っている方もいて「昔の味のほうが良かった」という声を聞いたこともありました。そうした声をもエネルギーに、別に父に並ぶとか父を超すとかとは関係なく、自分なりのお菓子づくりを確立するために努力を続けてきたつもりです。これからもお客さまがお菓子を食べて笑顔になれるよう素材と技にこだわり、自然豊かな南アルプスの四季の風情が息づく商品づくりを心がけていきたいと思います。

お客様からの声(評価)

 贈答品として買われていくお客さまが多いのですが、いただいたお客さまが「美味しかったから」といって注文されるケースが多々ありますし、山梨県内でも韮崎市をはじめ他の地域からわざわざ買いに来られるお客さまも増えています。当店は私一人ですべての商品を手づくりしているので、たとえばネット上で大々的に宣伝をしても対応しきれなくなることから、あえて積極的には行わずにやってきました。にもかかわらず、お客さまからお客さまへという形で自然に当店のことを多くの方々に知っていただけるのは本当にありがたいことだと思います。
 そんななかでいちばん驚いたのは、北海道は札幌のお客さまから電話で注文があったことです。その一方でお叱りの声もたまに頂戴します。たとえば以前はロールケーキの包装紙を商品の底で合わせていたのですが、それだと包装紙をはがす際にひっくり返さなきゃいけないという声を頂戴し、それからは開けやすいよう横で合わせるように改良しました。このようにお叱りの声もまたありがたい声と思い、日々のお菓子づくりや接客に生かさせていただいています。

安全性について

 基本的な手洗いや消毒はもちろん、品質管理につきましても急速冷凍や脱酸素剤などを使いつつ、とにかく安心して美味しくお召し上がりいただけるよう注意して製造・販売しています。

おすすめの菓子店のご紹介

 甲府市の美術館通りにある「大野屋」さんです。お茶会などで使われる上生菓子は味も見た目も素晴らしく、山梨県を代表する和菓子屋の1つだと思います。