菓子店舗詳細

店舗情報

竹林堂

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 江戸時代には近くを流れる富士川を活かした舟運により、米や塩などの物流拠点として栄えた町・鰍沢。竹林堂は明治36年、この鰍沢で産声を上げた老舗です。屋号は中国・三国時代の“竹林の七賢”をモチーフに、心やすまりながら美味しいお菓子を食べてほしいという願いを込めて命名。以来、山梨を代表する菓子店として多くの皆さまに愛され、いまもバターカステラの「富士川」、薯蕷づくりの「塩饅頭」、黒蜜のたれがなかに入った「舟頭もち」など、バラエティに富んだ地域色豊かな独自のお菓子を作り続けています。
業種
和洋菓子
店舗名
竹林堂(ちくりんどう)[ 有限会社 竹林堂 ]
所在地
〒400-0601山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢1536【本社 本店】
電話番号
0556-22-0115
ファックス番号
0556-22-0115
販売責任者
志村 武彦

▼直営店舗
【中央市店】〒409-3845 山梨県中央市店山之神3349-7 TEL・FAX:055-274-0114

商品情報(1)

こだわりの逸品

甲斐玉

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 昔ながらの懐かしい風味をいまに伝える飴です。もともとはべっこう飴の「茶玉」、黒糖を使った「黒玉」の2種類だったのですが、山梨にちなんだバリエーションを増やしたいと思い、桃やぶどう味はもとより、古くからこの土地の代名詞であった塩、小諸名産品のゆず、豊富(とよとみ)名物のもろこしなどを使ったもの、さらに同じく豊富は養蚕が盛んだったことからシルク成分を配合した、ハッカ味の「甲州美人御用達 シルク飴」といった新商品を開発しまして、色・味ともによりお楽しみいただけるラインナップを取り揃えています。(1袋315円~)1個(本)あたりのお値段:315円(税込)

こだわりの技

 直火で煮詰めた熱々の糖蜜を手作業で丹念にこねるのですが、基本的には製造方法は昔のままです。ただ、時代の流れとともにたとえば水飴にしても昔に比べると質が良くなっていますので、味は変えていませんが素材の配合は若干変えています。また、ゆずやもろこし飴などに関しましては、地元の提携農家で収穫されたものを粉末状にした上で冷凍保存し、使用しています。

商品開発ストーリー

 創業者の彦作が、飽きのこない飴こそ飴の美味、ということで研究を重ね、まゆ型の飴玉を創作したのがはじまりです。創業から6年後の明治42年、この飴を全国物産展品評会に出品したところ、「滋養豊富」「風味まろやか」と絶賛され、金賞を受賞しました。
 その後、大正3年に武田信玄公が従三位を追贈されたのを機に、『甲斐玉』と命名しました。また、ゆずやもろこし飴などは2000年代に入ってから商品化したのですが、美味しい飴を作ることはもちろんのこと、やはり地元産の素材にこだわりたかったので、素材の選定・仕入先につきましてもいろいろと苦労しました。

オリジナルテーマ

お菓子に対する思い

 いまの時代は安くて美味しく、しかもきれいな包装のお菓子が大手スーパーやコンビニエンスストアなどでもたくさん売られています。そうした厳しい競争のなかで、お菓子づくりにおいて常に心がけているのは「材料はともかく本物を使う。その上で美味しいお菓子づくりのための研究する」ということです。
 どんなに田舎の小さいお店でも、お客さまが喜んでくださる良いお菓子を作れば日本全国を相手に商売できると私は考えています。この姿勢を忘れずに、これからも地域に密着した商品、たとえば他の地域にお土産として持っていった際に自慢できるお菓子、そんな地元の方たちが応援したくなるようなお菓子を作り続けていきたいです。そのためには商品名にもこだわり、可能な限り地域性のあるネーミングにするようにしています。勝沼のぶどうの丘にペギー葉山さんが唄われた「甲斐はぶどう色」の碑があるのですが、そのタイトルをつけた商品をいつかは発売したいというのが長年の夢です。

お客様からの声(評価)

 『甲斐玉』に関しましては根強いファンの方が多く、遠くからわざわざ買いに来られるお客さまもいらっしゃいます。年代層も幅広く、お年寄りの方はもちろんのこと、小さいお子さまのいる方もよく買いに来てくださいます。茶玉や黒玉といった創業当初からの商品と桃やぶどう、ゆずといった新しい商品とを織り交ぜることによって、お客さまの選ぶ楽しみと食べる楽しみの双方を満たし、結果いわゆる飽きのこない飴という評価をいただいているようです。
 また当店の看板商品の1つに『富士川』というマドレーヌ風のバターカステラがあるのですが、昭和42年の発売以来おかげさまでロングセラーを続けています。バター風味あふれるしっとりとしたやさしい食感に加え、添加物は一切使用していないことから、2歳ぐらいのお子さまにも安心して食べさせられるお菓子です。もう40年以上の商品なので、いま親の世代になった方たちが、子どものころに食べたお菓子と懐かしがって買われていくことも多いです。

安全性について

 素材選びに関しましては国産、しかもできる限り地元産のものを使うようにしています。また衛生面におきましても、いまは大企業も個人店も関係なくかなり厳しくなっていますので、自社工場の衛生管理には細かく気を配っています。さらに賞味期限が当日中の商品に関しましては、安全面に加え美味しい状態でお菓子を食べていただきたいという思いから、いくらお客さまからの要望があっても地方発送はご遠慮いただいています。

おすすめの菓子店のご紹介

 都留市の「すがや」さんです。明治25年の創業以来の伝統を守りながら、都留市特有の四季と味を和菓子で表現しているお店です。いまも研究熱心なお店で、特に餡づくりに関しましては見習うべき点が多々あります。